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MEI ERIKAWA
襟川 芽衣

ルビーパーティーブランド長
コーエーテクモゲームス取締役

海外を視野に
新しいスタートを切る
25年目のブランド

25年目の新たな挑戦

ルビーパーティーブランドは1994年に世界初の女性向け恋愛ゲーム『アンジェリーク』を発売し、ゲームだけでなくイベント、CD、グッズ、コミック等、マルチに展開している、女性向けゲーム中心のブランドです。2019年9月に25周年を迎え、Nintendo Switchでの展開注力、対応ハードの拡大、新ジャンルの開拓、アジアを始めとした海外展開の本格化など、25年を節目に大きく進化していくビジョンを込めて、ブランドロゴをリニューアルしました。この6月には25周年の記念作品第一弾として、『遙かなる時空の中で7』が発売になりましたが、これを先頭に25周年を記念したプロジェクトを様々に企画していますので、新たな気持ちでブランドをさらに飛躍させたいと思います。この後9月23日の「ネオロマンスの日」までに、大きな発表をしたいと準備中です。

女性向けジャンルを海外に

数年前、アジアでゲームイベントに初めて登壇した際、たくさんの現地ファンに情熱的で温かい声をかけていただきました。アジアにもこんな熱いファンの方々がいるんだと、とても感動したのを覚えています。そのことがきっかけで、アジアにもっとネオロマンスを広げていきたい! という思いでこの数年やってきました。『遙かなる時空の中で7』では、ネオロマンスでは初めてアジアと国内で同時にプロモーションを展開して、同時に発売することができました。これについてはアジアの皆さんもたいへん喜んでいただいていて、手応えを感じています。ガストの『ライザのアトリエ』が海外同時発売で非常に評判がよかったという話を聞いていたので、女性向けタイトルでも同じように喜んでいただけたというのは、とてもうれしいですね。『遙か』だけでなく、その他のタイトルでも海外展開できるように準備を進めているところです。

▲『遙かなる時空の中で7』

これからの新しいイベントの形

2020年の春、横浜・みなとみらいの新社屋と共にライブホール「KT Zepp Yokohama」が完成しました。満を持して3月にオープンしましたが、6月現在、コロナ対策のためにほぼすべてのイベントが中止もしくは延期になっています。この7月からのイベント再開に向けて、感染防止対策をどのように行うかなど様々に検討していますが、再開できたとしても、今までのイベントのあり方とは異なる開催方式になると思います。感染対策でいろいろな制約があるもののプラスの要素もあって、例えば客席数が制限される代わりにライブ配信を行うことで、今まで遠方でライブにいくのを諦めていたお客様も、リアルタイムでライブを楽しむことができるようになります。そういった新しいライブの仕組みをイベント業界全体でつくりあげているところですので、当社も率先して頑張っていきます。
このホールはこれまでの当社のイベント開催で培ったノウハウを取り入れた、コーエーテクモならではの造りになっています。声優イベント、VRイベント、eスポーツなど、当社のゲームイベントも多数開催する予定ですのでご期待ください。

▲KT Zepp Yokohama

多様な働き方は当たり前

ルビーパーティーは女性が多い部署ということもあって、以前から様々な働き方のメンバーが集ってゲームを開発してきました。産休明けの時短勤務でディレクターやプロデューサーを務めている女性も何人かいます。ちなみに、社員同士で育児についての情報交換を目的としたサークルがあるなど、全社を通じてみんなで支え合う意識は強いですね。
今回のコロナ感染症に対する緊急事態宣言が出た当時、当社ではまだテレワークは導入されていませんでしたが、そこからものすごいスピードでテレワークが導入されて、今では効率も上がりしっかりと仕事ができています。社員が安心して仕事をできる環境を早い段階で作れたことはとても良かったと思います。また、お子さんの保育園がお休みになってしまい、自宅でお子さんの面倒を見ながら働いているという人もいましたが、会社側で臨機応変に対応できました。今回、社員ファーストで会社のルールを迅速に変えていくということを、コロナ対策で目の当たりにしました。当社はいい会社だと思います。

「好き」のパワーで活躍しよう

これから入社を目指すみなさんには、何に対してでもよいのですが、強烈な「好き」というパワーを持てるものを見つけてほしいですね。難しい問題に直面することがあっても「好き」という気持ちがエネルギーになって頑張れますし、多少のことではへこたれない心の支えになります。「好き」というパワーは本当にすごいんですよ。また、ゲームには様々なエンタテインメントの要素が詰まっていますので、エンタメ業界に興味のある人は、選択肢の一つとしてぜひゲーム業界に来てください。好奇心が旺盛な人、お待ちしています。

ルビーパーティーブランド長
コーエーテクモゲームス取締役

襟川 芽衣

コーエー(現コーエーテクモ)の創業者である襟川陽一、恵子の長女。ルビーパーティーには襟川恵子ゼネラルプロデューサーの補佐を担当したことがきっかけで参加。「襟川恵子会長とは、よく衝突しています。お互い気が強くて、好みがまったく違うので(笑) でも二人ともさっぱりしているので、翌日にはお互いけろっとしています(笑)」