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JUNZO HOSOI
細井 順三

ガストブランド長
コーエーテクモゲームス執行役員

情熱を源泉にして
好きだからこそ作れるもの

キャラクターを中心にIPを展開

ガストブランドではキャラクターの魅力が最重要と考え、コンテンツ制作の中心にキャラクターを据えています。ゲーム制作ではなく、あえて「コンテンツ制作」と表現したのは、ガストではゲームに止まらず、グッズを始め様々な展開を行っていて、その展開の全体を見据えて制作をしているからです。
ガストブランドでは数多くのRPGを制作しており、RPGのノウハウが豊富です。「アトリエ」シリーズをはじめ、「BLUE REFLECTION」、「サージュ・コンチェルト」、「よるのないくに」シリーズ等、様々なIPを展開しています。そのどれもが、独特な作品性を保持しており、多くのユーザーの皆様に受け入れられています。また、IPを大切に成長させていくということにも大きく力を入れており、末永く愛していただけるIPになるように努力しています。
また、様々なクリエイターの方や企業様と協業を行い、新たなIPを生みだすというチャレンジを行っているのも特徴のひとつです。2019年に発売した『ライザのアトリエ』は、20年以上続くシリーズの中で最大のヒットを記録しましたが、これは当社のみの力ではなく、様々なクリエイターのお力を結集した結果だと思っています。最近では、人気コンテンツである『FAIRY TAIL』のゲーム化を担当させていただいており、こちらも大切に制作しています。

▲『Fairy Tail』
©真島ヒロ・講談社/フェアリーテイル製作委員会・テレビ東京 ©コーエーテクモゲームス

グローバルに向けてチャレンジ

グローバル市場の重要度は、これまで以上に高くなってきています。その中で、ガストがグローバル市場でさらに受け入れられるためには、自分たちに求められていることを忘れず、常に挑戦するという気持ちを持つことが必要だと思っています。我々しか作り上げることができないものを、世界で受け入れられるものしていくことが必要です。『ライザのアトリエ』では、ファンタジーのなかに日本の文化を取り入れたら面白いのではないか、というコンセプトから制作をし、それが世界中の多くの方々に受け入れられました。また、シリーズ初めてのチャレンジとして、国内と海外で同時にプロモーションを展開する取り組みをしました。とくにアジアではとても好評で、プロモーション中からたいへんな反響をいただいています。
一方で、ガストブランドはグローバルでの存在感はまだまだ低いと言えます。ただ、これは新しい可能性に挑戦できる機会だと私は考えています。これからもさらに海外で受け入れられるために、様々なチャレンジを行っていきます。

▲『ライザのアトリエ 〜常闇の女王と秘密の隠れ家〜』

メンバーの共通点

現在ガストは、横浜みなとみらいと京都の2カ所に開発部隊を持っています。そのどちらも、独自の雰囲気がありますが、キャラクター愛、アニメ愛を始め、何かに愛を注いでいる人が多いという根本で共通点があります。その情熱を源泉に、コンテンツを制作しています。やはり、好きだからこそ作れるモノ、理解しているからこそ作れるモノは、存在します。そのなかで、模倣ではなく、我々が作りたいものを見つけることができるのが、ガストブランドです。
また、ガストブランドでは、コンスタントにシリーズ作品を出していくため、他ブランドと比べて短期間での開発を行うことも多くあります。その分たいへんなことは多くありますが、コンスタントで短期間の開発だからこそ、ユーザーの皆様のご感想、ご意見に寄り添える開発が行えるため、やりがいのひとつとなっています。お客様に対して真摯に向き合うことは、これからさらに重要度が増すと考えています。

愛情を持ってロジカルに制作できる人、求む

我々の大きな目標は、世界で愛されるキャラクター、コンテンツを作ることです。そのためには、作品にどれだけ愛情を注げるかが重要となります。そのためには、粘り強くキャラクター、ゲーム、グッズ等に向き合い続け、それをロジックに基づいて制作できる人をガストブランドでは求めています。
新型コロナウイルスの対策で社会が変革を迫られたように、ガストブランドでもテレワークを導入し、新しい働き方、制作の仕方を模索し実施してきました。次世代ゲーム機が2020年末に発売が予定されるなど、社会もゲーム業界も大きな変革の年となります。この状況のなかだからこそ、我々が作るコンテンツが必要とされていると感じていますし、必要だと思っていただけるものを作りづける発想と知識が必要です。そのために、斬新でフレッシュな知識や発想を欲しています。キャラクターを中心としたコンテンツへの情熱をお持ちの方で、ガストブランドに興味がある方は、ぜひガストを志望してみてください。

ガストブランド長
コーエーテクモゲームス執行役員

細井 順三

株式会社ガスト時代から、広報担当としてガストタイトルのほぼすべてに携わる。広報だけでなく、開発業務に関わることも多かったという。近年はプロデューサーとして開発に従事し、『BLUE REFLECTION』、『ライザのアトリエ』等を担当した。開発では「バランス感」を重要視している。