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KENICHI OGASAWARA
小笠原 賢一

シブサワ・コウブランド長
コーエーテクモゲームス常務執行役員

成功が加速させる
新たなチャレンジ

様々に展開する伝統のブランド

シブサワ・コウブランドでは、「信長の野望」や「三國志」など、ファンの方々に長きにわたってお楽しみいただいている歴史シミュレーションゲームのシリーズを核としています。ストラテジーや歴史などをテーマにしたタイトルが多いのが特徴です。パッケージゲームはもちろん、スマートフォンアプリやオンラインゲーム、ストリーミング型のクラウドゲームなど様々なプラットフォームに向けてタイトル開発を行っています。

シリーズをつないでいく誇り

1983年に「信長の野望」の第一作目が発売されて以来、ゲームを取り巻く環境は大きく変化してきましたが、本当に多くのファンの皆様から変わらぬご支持(と同じくらい温かくも厳しい叱咤)をいただいています。40年近い年月を越えてシリーズを継続してこられたことを、心から誇りに思っています。ただ同時に、エンタテインメントコンテンツは常に新鮮な感動を提供していかなければならないので、題材である戦国の歴史に対して常に新たなファクト・解釈や時代のトレンドを追い続けなければならないという緊張感を持ち続けています。いずれにせよ、これから先の世の中に向けて、新しい形でシリーズをつなげていくことは本当に大きなやり甲斐です。

▲『三國志14』

世界で評価される信頼と実績

長くシリーズをつなげてきた信頼と実績によって、メディアで取り上げていただく機会が多くあります。また、お付き合いのある方から「学生の頃、徹夜でプレイしましたよ!」という声をいただくこともよくあります。こうした方々の存在がビジネスを広げる際にも大きな武器となっています。近年では、アジア地域の開発会社に「三國志」IPの使用を許諾する形で制作されたアプリタイトルが複数リリースされていますが、そのいずれもが大きな成功を収めており、今やその許諾ロイヤリティがブランドの収益の柱となるまでに増大しています。これも、ブランドの持つ信頼と実績がよい形で実を結んだものと感じています。

▲『三国志・戦略版』

協業が成長とチャレンジを加速

IP許諾による協業を拡大させた結果、国内外を問わず様々な成功事例を目の当たりにすることができています。これにメンバー各人が大いに刺激を受けていて、ブランド内で新しいゲームデザインやマーケティングを発想していく上で、非常に良好なサイクルができ上がっていると実感しています。昨今のシブサワ・コウブランドを取り巻く環境はとても刺激的で、この先の未来に向けて、成長と新たなチャレンジを一層加速させていけるものと期待しています。

新たな歴史を創造しよう

コンテンツ制作にはある程度期間がかかるものなので、自分なりに自信が持てるようになるには、結構な期間をかけてキャリアを積む必要があるイメージがあるかもしれませんが、協業で得たノウハウの活用や各種データを適切に分析すれば、経験に基づくものに勝るとも劣らないアウトプットが可能な状況になりつつあります。また、新型コロナウイルスに対応して、フレキシブルな働き方や職場環境の整備が進んでいて、コミュニケーションに関しても、テレワークを支援するツールの導入が進んだことで、タイムリーかつダイレクトに行えるチャンスが生まれました。成長と新しいチャレンジが進むシブサワ・コウブランドで、ぜひ若い皆さんの発想力と行動力を発揮していただければと思います。長く続く信頼のシリーズに、新たな歴史を創造していく仕事……ぜひ一緒にチャレンジしてみませんか。

シブサワ・コウブランド長
コーエーテクモゲームス常務執行役員

小笠原 賢一

これまでシブサワ・コウ、ω-Forceタイトルの多くのプロデューサーを務める。野球に明け暮れた高校時代、友人宅でプレイした『信長の野望』が「心に刺さってハマってしまった」。「無双」シリーズのほか、『BLADESTORM』や『采配のゆくえ』など、気がつけば「本当に合戦ばかり扱っているんですよね」。