人と仕事を知る
品質管理という
最後の砦として
より良いゲームを生み出す
最後の砦として
より良いゲームを生み出す
- 山内 YAMAUCHI
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品質管理
品質管理は、ゲーム開発の「最後の砦」
好きなゲームに関わる仕事がしたいと考えていましたが、「どんな職種を選ぶか」は漠然としていました。そんな折、コーエーテクモの採用ホームページの職種一覧を目にして、品質管理業務に興味を持ったのです。それまでユーザーとしてゲームに関わる中ではまったく認識していませんでしたが、「ゲームは、その価値を最大化する品質管理の仕事を経て初めてユーザーに届く」のだと知り、面白そうな仕事だと直感しました。
実は私には、心待ちにしていたゲームを発売日にプレイしたところ、ことのほかバグが多くて、気持ちが盛り下がったという苦い経験がありました。こうしたことが起こらないよう、「最後の砦」としてクオリティを担保する品質管理の仕事は、非常にやりがいがあるはずとも思いました。
ストレスなくゲームを楽しめるように
品質管理部は、ユーザーがストレスなくゲームを楽しめるように、ゲームのクオリティを最終防衛線として担保する非常に重要なポジションです。部署内は、デバッグを担うチーム、AIを活用してデバッグ業務の自動化を手がけるチーム、市場分析のもと実際にゲームをプレイして評価するチームなどで構成されています。その中で私は、担当ゲームタイトルの品質管理(QA)に関するプロジェクトマネジメントを担い、開発チームと並走しながら主にデバッグを進めています。
具体的には、デバッグ計画の策定、品質・納期・予算の管理、開発チームとの折衝、外注会社とのやりとりや社内拠点の管理・調整を行いながら、プラットフォームへの提出期限に向けて、最大限にその品質を高めていきます。
知恵を絞り、局面を打開する
開発チームとは、実際のデバッグスタート時から連携し、その後は毎週のように顔を合わせてミーティングを行います。その中でバグの状況やチェックの進捗、開発チームの計画の進捗について情報をシェアし、お互いの認識を擦り合わせながら進めていきます。
開発チームとの連携に関して特に印象に残っているのは、期限ギリギリになってもまだ複数のバグがあり、非常に厳しい状況に陥ったときのことです。私は策を講じ、開発チームとの合意を得て、「ユーザーへ与える影響度を考慮して、よりユーザーにとって影響の大きいバグを取り切ることを優先する」という方針に大きく舵を切ったのです。その結果、開発チーム、QAチームの双方が納得のいく形でユーザーに届けることができ、ユーザーからの不満の声も最小限に留めることができました。知恵を絞って危機を乗り越え、良い結果を得たことは、その後の自身の成長にもつながっています。(※)を実施した際は、期待通りの熱い反応が得られ、確かな手応えを感じました。何を発信するか、どんなプロモーションを展開するかによって、新しいファン層を取り込めたり、離れかけていたユーザーの方々の心を再びつかんだりできる。それこそが、この仕事の最大の面白さです。
「信頼関係構築」と「最新技術」へのこだわり
プロジェクトを進めるうえで最も大切にしていることは、多様な関係者との信頼関係を積み上げていくことです。開発チーム、実際のデバッグを行う現場のテスターの方、外注会社のメンバーなど連携する関係者は数多く、それぞれ立場も考え方も異なり、持っている情報量やその内容も異なります。それらに配慮し、お互いに認識の食い違いが起こらないよう密にコミュニケーションをとりつつ、円滑にプロジェクトを進めていくことが求められています。
ゲームの規模が大きくなり、また技術が進化を遂げる中、デバッグの難易度は年々高まっています。そうした中でユーザーに高品質な作品を届け続けるには、AIをはじめ、デバッグに役立つ最新技術を取り入れていくことが重要だと考えています。
多方面から品質を担保するやりがい
学生時代は、「品質管理=バグを見つける仕事」という漠然としたイメージしか持っていませんでした。しかし、入社後そのイメージは一変しました。バグがない状態は、「当たり前品質」であり、そのうえでゲームの面白さを担保する「魅力的品質」、ポリティカル・コレクトネス(倫理的・社会的公正)やアクセシビリティ(誰もが利用のしやすい状態)への配慮を実装する「社会的品質」が問われます。この3つの品質それぞれで満たすべき基準があり、それらをクリアしなければなりません。
また、このように多方面から「高品質」を担保するためには、常に広くアンテナを張りながら、世の中のトレンドや情報、ユーザーニーズをアップデートし続ける必要があります。難易度が高い仕事ではありますが、その分深みがあり、やりがいのある仕事だと感じています。
とある1日のスケジュール
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10:00
出社、メールチェック
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10:30
朝会(担当タイトルAの各デバッグ拠点リーダーを集めた進捗報告会)
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11:00
朝会(担当タイトルBの各デバッグ拠点リーダーを集めた進捗報告会)
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12:00
昼休憩
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13:00
開発チームとの折衝、テスター稼働スケジュールの調整
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15:00
担当タイトルB開発チームとの社内打ち合わせ
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16:00
リスク/トラブルへの対応
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18:00
状況報告資料作成
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19:00
退社