CROSS TALK

ブラザー対談 Vol.2

KANA MIYASHITAPlanner× KOTARO HIRATA Director

宮下 佳奈

エンタテインメント事業部
ω-Forceブランド
プランナー
2017年入社

両親がともにゲーム好きで、ゲームをプレイしているところを見て育った。いつも横で「これなんて書いてあるの?」と聞いていたので、ゲームで文字を覚えたという。和風の文化や日本文学が好きで、和風なゲームを作ることができそうとコーエーテクモに入社する。

平田 幸太郎

エンタテインメント事業部
ω-Forceブランド
ディレクター
2007年入社

コーエー(現・コーエーテクモゲームス)に入社。アクションゲームのプランナーを務め、主にコラボレーションタイトルを担当してきた。現在はアクションゲームのディレクターを務める。無類のゲーム好きで、学生時代は運動部で活動したあと深夜3、4時くらいまでゲームをして、朝練に行くという日々を過ごした。ゲーム制作は「天職です」。

「どんな方ですかって聞いたんです」「どうだって?」「声がでかいって(笑)」

メインプランナーで大忙しかつブラザー初体験の平田とプランナー志望の新入社員の宮下。ちょっと不安なスタートを切った2人でしたが、どちらも根っからの真面目人間。駆け抜けたちょっと熱血な1年間を振り返ります。

「ブラザー制度」新入社員をマンツーマンでサポートする教育制度です。新入社員ごとに指導にあたる先輩社員を選任しています。

※対談内容は2018年度時点のものです

ブラザーになる予定ではなかったと聞きました

平田:当時はあるゲームのメインプランナーを務めていました。業務多忙ということで、宮下のブラザーは別の人に決まっていたんです。ところが、私がこれまでブラザーを経験していないということがバレて、やはりおまえやれ、と。初めてのブラザーが女性と聞いて、楽しみのような不安のような、ちょっと複雑でしたね。なにしろ男ばかりの部署で働いてきましたから。

宮下:初めてお目にかかった時は、堂々とした方だな、という印象でした。

平田:実は緊張していました(笑)。

宮下:私もブラザーがメインプランナーって聞いて「そんな偉い人が?」って緊張していました。──私の第一印象はどうでしたか。

平田:真面目そうな人。すぐに印象通りの人だということがわかって、こっちも真面目に対応しないと、って気合いを入れ直しました。

宮下:(笑)。

平田:普通はブラザーと新入社員って隣りあって座るんですよ。 しかし、私の場合は周囲をチームメンバーで固めていたので、宮下とは席がけっこう離れていました。

宮下:チームの人たちからいつも相談を受けられていて、忙しいのは新人の目からもよくわかりました。

平田:こっちからなかなか話に行けなかったから、私がどれだけ忙しそうにしていても1日に1回は絶対に話しに来て、って指示しました。話しかけづらかったと思うんですけど、それをしっかり守ってくれたので、言われたことをきちんとできる人だと思ったんです。

宮下:「いいのかな。申し訳ないな」って思いながら話しかけていました。でも、どんなに忙しそうでも優しく対応してくださって気が楽になりました。毎月の「ブラザー面談」もしっかり時間をとってくれて、本当にありがたいな、と。

平田:面談中は、ほとんど雑談だったけどね(笑)。 こちらとしても気分転換になってありがたかったです。席にいると次々と相談事がやってくる状況だったので。ブラザーとのやりとりは大事なものってみんなわかってくれているから、宮下と話している時は誰も相談にこないのがよかった(笑)。

新入社員の企画コンペがあるんですよね?

平田:ω-Forceでは研修期間の最初と最後に、新人プランナーが企画を発表して順位を付ける企画コンペという行事があるんです。宮下は、最初のコンペの結果があまり振るわなかったよね。

宮下:はっきり言ってダメダメでした。

平田:内心、かなりくやしがってたでしょ。次のブラザー面談の時、ひしひしと感じました。冷静に話しているけど、これはかなりくやしがっているぞ、って。

宮下:くやしかったです(笑)。

平田:最初のコンペでは、まずは好きなようにやらせてみよう、って思ってあまり口を出さなかったんです。でもくやしがっている宮下を見ていたら、この気持ちを成功体験につなげてあげたいと思った。だから、最後のコンペでは1位を獲ろうという目標を立てたんです。

宮下:次は絶対上位に入りたいとは思っていたんですが、1位を獲ろう、とまでは思っていなかったので、こっちがびっくりして。あの時は、熱心に指導していただいて感謝しています。

平田:けっこう本気でした。2位は負けやでって(笑)。教えた学び方や考え方をしっかり受け止めて成長できる人だということがわかっていたから、「これはいける」って手応えがあった。目標通り1位を獲得できたわけで、正直よくやったなと思う。

宮下:企画を考えていると「これ本当に面白いんだろうか」って迷ってしまうことがよくあって。そんな時、平田さんに相談すると、「これは面白くない」ってはっきり言ってくださるので、「よし、もう一度、考え直そう」って前向きな気持ちになれたんです。平田さんがブラザーじゃなかったら1位はとれなかったと思っています。

平田:いやいや。こっちも初めてのブラザーが宮下でよかったと思っています。

ブラザー1年間を振り返ってください

平田:人に教えるということは自分のスキルアップになることを実感しました。インプットとアウトプットを改めて整理できたことは大きかったと思います。

宮下:ブラザーがこんなにしっかりと新入社員と向かい合ってくれる存在だということに驚きました。配属される前は、もっと事務的な感じかな、と思っていたんです。

平田:実は私の場合、ブラザーに関してはかなりレアなケースを経験しています。配属された時、「遠慮なく何でも聞きにきて」って言われたのが、新人からすると上の上、雲の上にいるような偉い人でした。それこそメインプランナーどころじゃないですよ。

宮下:わあ……(笑)。

平田:いやな顔もせず教えてくれて、とてもありがたかったんですけどさすがに気が引けて。まあ、聞きに行ったんだけどね(笑)。──しばらくしたら別の人に変わって、また変わって。みなさん親切だったし人脈ができて後の仕事の役には立ったけど、隣同士でわきあいあいやっているブラザーがうらやましかった。その時、自分がブラザーになったら、しっかり向き合おうと決めたんです。結局、席は隣同士じゃなかったけど。

宮下:いえいえ、しっかりと助けていただきました。

平田:宮下のブラザーを1年務めさせてもらって「いいな」と思ったのは、自己実現の目標をきちんと持っているところ。10年後の実現に向けて何が必要なのか、どうプランニングすればいいのか、具体的にイメージしてステップアップしていけば、夢に必ず近づくと思う。そこを、意識して、仕事に取り組んでほしいです。

宮下:はい、頑張ります。それから、本当に1年間ありがとうございました。

平田:急に改まって、どうしたの?

宮下:最後のブラザー面談の時に言いそびれてしまったのが、ずっと心残りだったので。

平田:そうだっけ(笑)。こちらこそ。どうもありがとうございました。