CROSS TALK

ブラザー対談 Vol.2

YUSUKE TATSUIProgrammer×YOSHIRO TANIDE Programmer

辰井 勇介

開発支援本部
技術支援部
プログラマー
2017年入社

開発で使用しているCGリソース制作ツールの機能拡張や不具合修正を担当。あちこちから集めた情報を、自分なりに加工してプログラムに落とし込んでいくところが面白いという。「もともと仕組みが気になる性格なんです。ゲーム会社に入ったのも、ゲームがどういう仕組みで動いているのか知りたい、というのが動機の半分なので。今、その仕組みを作る立場にいるわけですから満足しています」

谷出 与志郎

開発支援本部
技術支援部
プログラマー
2009年入社

グラフィックスの表現を豊かにするライティング技術の研究開発を担当。様々な光の効果に対し先端技術を取り入れて計算を行っている。もともと光の挙動をシミュレーションすることが好きで、プライベートでもどういうところに影ができて、どういう理由で明るくなるのかいつも考えているという。「映画を見ていても、この光はどこから来たのだろうかと、つい考えながら見ている」

「会う前はちょっと不安だった」「プログラミング未経験だったからですね」「考えを改めました。これはいけそうだぞ、って」

初対面のときから波長がぴたりと合っていたという2人。どんどん成長する新入社員と、優しく見守る心配性で世話好き先輩のハートウォーミング(?)なブラザーストーリーをご紹介しましょう。

「ブラザー制度」新入社員をマンツーマンでサポートする教育制度です。新入社員ごとに指導にあたる先輩社員を選任しています。

※対談内容は2018年度時点のものです

初対面の時の互いの印象を教えてください

谷出:技術支援部に来た新入社員は3人いたよね。誰のブラザーを担当することになるのかな、と思っていたら辰井君をお願い、と言われて。実は、正直ちょっと不安でした。

辰井:入社前までにプログラミングの経験がなかったからですよね。

谷出:そうそう。ちゃんと指導できるかなぁ、って。

辰井:研修以外で技術支援部の方と話す機会があって、部の雰囲気が自分に合っている気がしました。それで志望したんですが、心配をおかけしていたんですね。

谷出:自分から技術支援部を志望しているわけだし、プログラミング研修の結果を見ると思った以上にできている。これはいけそうだぞ、と考えを改めました。あとは性格が合えばいいなと思っていたら、これもなかなかいい感じで。

辰井:ありがとうございます(笑)。

谷出:ブラザーとなるのは2度目で、1度目は自分の経験も浅かったので、今回は色々考えていました。相性がよさそうでほっとした覚えがあります。

辰井:初対面の時、「安心した」って言ってくれたんですよ。新人の自分にそんなこと言ってくれるんだ、と驚いて。こちらもほっとしました。いい人だな、って(笑)。

谷出:実際、波長があったしね。ノリが近い。辰井君で良かったと思っています。

ブラザー時代に印象に残っていることは?

谷出:ブラザー間のコミュニケーションは問題なかったけど、一緒に仕事をする機会はあまりなかったよね。

辰井:忙しい場所をその都度手伝う感じでしたからね。谷出さんの仕事を手伝う機会がほとんどなくて残念でした。

谷出:結局、OJTは関係するプロジェクトの人たちにお任せ、になってしまって。

辰井:席が隣だったので、横で仕事の進め方を見させてもらうだけでも勉強になりました。プログラマーの働き方が、ぜんぜんわかっていなかったので。谷出さんの仕事とは直接関係ない質問もたくさんさせてもらって、本当に助かりました。

谷出:そんなに質問された記憶はないけど。かなり自分で調べていたよね。

辰井:技術支援部の皆さんは、いつも何かガリガリと調べていて、「あ、わからないことはまず調べるんだ」ということがわかってきて。

谷出:ある程度知識がないと、教えてもらっても生かせないからね。でも、もっと気楽に質問してくれてよかったんだよ。

辰井:谷出さんに聞こうかなって思った時に、自分の中で会話をシミュレーションしてみるんです。すると、谷出さんが「じゃあ調べてみよっか」って言ってる(笑)。じゃあ、まず自分で調べてみようと。

谷出:そんなことしていたのか(笑)。──まあ、そういう風に言ったかもしれないね。

辰井:スマホ関連の仕事で迷宮に迷い込んだときは一緒に悩んでくれて、ブラザーって本当にありがたいな、と思いました。

谷出:むしろあの時は、辰井君がここまでできるようになったんだって思ってちょっと感動したよ。新人の成長って早いなぁ、って。

ブラザー制度を体験してみてどう思った?

辰井:ブラザー制度のいいところは「どんどん質問して」って言ってくれる人がいるということだと思います。新入社員にとっては、とてもありがたいです。それから経験を積んだ先輩がブラザーになってくれるところ。これまでの経験や知識をもとに回答してもらえるから解決が早い。

谷出:質問されるのもブラザーの面白さの一つだったりするんだよ。質問の内容で成長ぶりがわかるから。

辰井:なるほど。確かに質問の内容も変わってきますよね。

谷出:辰井君も、最初は「そこはそう、ここは違うよ」ってすぐに言える内容だったけど、最後の方は即答できないレベルになってきて。これはかなり勉強してきているぞ、って。

辰井:プログラミングの面白さがわかってきて、勉強も楽しくなってきたんですよ。

谷出:プライベートの時間も勉強していたでしょ? この本を読むといいよ、って後輩に言っても実際には読まないこともあって。仕事に必要なところだけ読む感じで。辰井君はけっこう読んでいたよね。

辰井:プログラミング未経験だったので、会社に一から育ててもらっているようなものじゃないですか。早く先輩たちに追いつかないとと思いまして。

谷出:実は、プログラミング未経験から始めてこのレベルなら、いつか私の手に負えなくなるな、って思っていたよ。ブラザーが1年で良かったかもしれない。

ブラザー時代に言い残したことがあればどうぞ

辰井:ブラザー時代に谷出さんの仕事を手伝えなかったことが心残りです。ライティングの研究開発に興味があったので。

谷出:そう言ってくれるとうれしいね。

辰井:将来、携わることになったときはよろしくお願いします。

谷出:もちろん。ライティングはゲームにとって重要な要素だし、ゲームのクオリティアップにつながる技術だから。やりがいはあると思うよ。──でも、辰井君、最近大きい仕事を任されたところじゃない。まずは、そこに力を入れないと。

辰井:けっこう大きなモジュールを任されることになりました。

谷出:ひとり立ちするのはめでたいことだけど、責任も大きいしプレッシャーもあると思う。みんな力を貸してくれるから、あまり背負い込まないように。困ったことがあったら遠慮なく相談してよ。

辰井:ありがとうございます。

谷出:若手はなかなか言い出しにくいっていうこともあるし、辰井君は、むしろ言わないタイプだからな。辰井君がなんか大変そうだよ~、みたいな話は伝わってくると思うから、聞き耳を立てとくよ。

辰井:そのときは、よろしくお願いします。