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KENICHI OGASAWARA
小笠原 賢一

ω-Forceブランド長
コーエーテクモゲームス常務執行役員

ブランドのキーワードは「チャレンジ」

ブランドのキーワードは「チャレンジ」

ω-Forceのキーワードは「チャレンジ」です。第一作『三國無双』を作るとき、コーエーにアクションゲームのノウハウはほとんどありませんでした。それなのにいきなり3Dで対戦アクションですから。ω-Forceは新たな挑戦に対する決意を表したブランド名なんです。今でもそれは変わりません。どんなプレイヤーでも楽しめる間口の広さ、コアなファンも満足してもらえる奥深さ、そこを押さえた上で新しい技術や面白さに挑戦すること。それがω-Forceブランドの使命です。

雰囲気は「イメージそのまま」

ω-Forceの雰囲気を一口で言うと、イメージそのままで、ゲームにうるさいやつが多いんですよ(笑)。「うるさい」はよくないな。「アグレッシブ」にしましょう。一般的にプランナーは企画して引っ張っていく仕事なのでアグレッシブなやつの比率は高いんです。逆にプログラマーは緻密に作り上げていく仕事なので冷静なタイプが主流。それなのにうちはアグレッシブなプログラマーが結構多い。プログラマー出身のプロデューサー、ディレクターが多いのもその辺が理由ですかね。アクションゲームが大好きでヘビーなユーザーだった人が多いせいなのかな。そういう意味で、まんま、ですね。

世界中の人をワクワクさせたい

最大の課題はワールドワイド展開です。海外にも「無双」ファンはたくさんいらっしゃるのですがまだまだです。ロゴを見ただけで世界中の人がワクワクするブランドに育てていきたい。「スカっとしたいならω-Force」のようなイメージかな。「スカっとさわやかω-Force」……。なんだか飲料水みたいですね(笑)。世界にイメージが浸透できてないのは、ω-Forceに足りないところがあるということ。いつまでもハングリーに「チャレンジ」していくブランドでありたいですね。

心を揺さぶられた感覚が役立つ

ゲームに限らないですが、エンタテインメントを仕事にするなら、楽しい、うれしいとかの喜怒哀楽や心を動かされた体験を、引き出しにいっぱい入れておいてほしい。ゲームデザインを発想するときは、心揺さぶられた感覚がとても役立つのです。こういうときに人間って心が動くんだ、って体験で引き出しがいっぱいの人が、ω-Forceに適しています(笑)。一緒に仕事をしたいと思うのは失敗したときの「どうしよう…」には目もくれず、実現したときの「どうだ!」を追求できるような人。チャレンジ精神こそω-Forceの根幹なので。

ω-Forceブランド長
コーエーテクモゲームス常務執行役員

小笠原 賢一

ω-Forceタイトルの多くのプロデューサーを務める創設以来のメンバー。野球に明け暮れた高校時代、友人宅でプレイした『信長の野望』が「心に刺さってハマってしまった」。「無双シリーズ」だけでなく『BLADESTORM』や『采配のゆくえ』など、気がつけば「本当に合戦ばかり扱っているんですよね」。