MEMBER社員の声

Managing Executive Officer

KAZUHIRO FUJISHIGE

どんなにスケジュール守っても、プロモーションがよくても、ゲームが面白くなかったら意味がない。

藤重 和博

コーエーテクモゲームス
エンタテインメント事業部
常務執行役員

『100万人の信長の野望』『100万人の三國志』のプロデューサーとして、220名ほどのチームを束ねゲームコンテンツを生み出している。学生時代は朝から晩までサッカーに夢中。大学では情報処理・ソフトウェアの研究を行う。

「将来はプログラマー」と書いていた卒業文集。

大学時代はサッカー・アルバイト・勉強に明け暮れた4年間でした。サッカーは、高校生の時に県大会でベスト16くらいまで行ったんですよ。今でもKT会のサッカー部に幽霊部員ですが所属しています(笑)。大学生の時は「早く社会に出たい」と思っていましたね。社会で働いて初めて一人前になって、自分が世の中のために何ができるのか知りたかったのだと思います。そんな折、大学の企業求人票でたまたまこの会社を見つけました。そういえば小さいころからゲームセンターに通ったり、ファミコンが発売された中学生の時にミーハー心で卒業文集に「将来はプログラマーになりたい」と書いたり……「そうだ、自分はプログラマーになりたかったんだ!」と思い応募しました。当時はハガキを送って応募したんですよ(笑)。

150人の会社が「世界一になる」と宣言した。

ハガキを出したらすぐ連絡がきて、3日後に説明会がありました。そのときのことは今でも強烈に覚えています。当時、社員はまだ150人ほどだったのですが、現社長の襟川が「世界一のソフトメーカーを目指す」と宣言していたのです。大学の研究室の友人たちが、みんな大手メーカーに就職する中、「これに賭けてみるのは面白いな」と思いました。

大学の研究室に約100人いて、ゲーム会社に就職したのは私を含め2人だけです。私が昔からゲーム好きということを知っている友人たちは、「お前にピッタリだ」と言ってくれましたね。また小学生時代の恩師の影響で昔から歴史が好きで、特に三国志にハマっていました。大好きなゲームと歴史に深く関係している会社と出会い、入社することができたのは運命的だと思います。

やると決めたらやる。答えを出すために諦めない。

『100万人の信長の野望』プロジェクトは、私のこれまでの経験と知識を総動員させた、ひとつの集大成だったかもしれません。他社さんとの協業、契約書のスキーム作り、生産ラインのプロデュースや管理……ゲーム立ち上げの契約からリリースまで一貫して行い、結果を出すことができました。こだわったのはコンテンツの「品質」です。

どんなにスケジュールを守っても、プロモーションが良くても、ゲームそのものが面白くなかったら意味がありません。世の中に「新しい!」「面白い!」と思って受け入れてもらうために試行錯誤しながら泥臭くやりました。私の強みは「諦めないこと」。やると決めたらやる。答えを出そうとしてバタバタするのが楽しいんですよね(笑)。

人生のほとんどは仕事。ならば、楽しまなきゃ。

一緒に仕事をしたいと思う人は「どうすればできるのかを考える人」。モノづくりはうまくいかないことの方が多いものです。そんな時に自分たちがやりたいこと、やらなきゃいけないことに対して決して諦めない姿勢が大事です。できない理由を言うのはカンタン。一見無理だと思うような状況でも答えを出そうと尽力できるポジティブな人と仕事をしたいですね。仕事をしている時間というのは人生のほとんどを占めます。

ならば絶対に楽しむべきだと私は思います。たとえ自分がやりたくないことでも楽しもうとすれば、何かを得られるはずです。給料をもらってパフォーマンスを出すのは当たり前の社会構造ですが、「やって当たり前」だけじゃ味気ないですよね。自分自身の仕事に「彩り」を与えるために楽しみ、また、楽しむための努力をしましょう。