MEMBER社員の声

Manager

MASAYOSHI SASAKI

絵に血を通わせ、ゲームに魂を吹き込む。それがサウンドクリエイター。

佐々木 優嘉

開発支援本部
サウンド制作部
マネジャー

『真・三國無双』シリーズの立ち上げからサウンドディレクターを担当。他にも『北斗無双』や『ONE PIECE海賊無双』『ゼルダ無双』シリーズのサウンドディレクターも手がけている。大学時代はバンド活動に傾倒。自称・「筆頭不良社員」。

バンドマンから一転。それでも「音」に携わりたい。

九州で育った私は「上京してプロのミュージシャンになりたい」という憧れを胸に、東京の四年制の大学へ進学しました。バンドサークルに入って、演奏と曲作りに明け暮れる日々。当時は、本気でプロを目指していましたが、親から「留年は絶対ダメ」と言われ、どこかに就職しなければならない状況に(笑)。それでも、「音」に携わる仕事に就きたいという気持ちは変わりませんでした。そこで思いついたのが、ゲーム会社。今振り返れば、子どもの時からゲームが大好きで、好きなゲームミュージックをカセットテープに自分で録音して、それを家族でドライブしているあいだずっと流しているような子でした(笑)。そんな自分はきっとゲーム業界に合っていると思い、思いつく限りいろいろなゲーム会社を受験して、内定をもらえたのがコーエーテクモ(旧・コーエー)だったんです。

「俺たちは魂を吹き込む仕事をしているんだ」。

実は、私はコーエーのゲームで遊んだことが一度もありませんでした(笑)。ところが、それを面接の時に正直に話してしまい「まずいな」と思い‥‥そこで、面接のあとの筆記試験で慌てて回答用紙の裏に自己PRを書いて、家に帰ってからも追加でデモテープを1本送りました。サウンド志望は、入社試験の時にデモテープをつくるのですが、それと同じ曲のギターパートだけ自分で弾いて入れ直したバージョンのテープを送ったんです。

そのおかげかどうかわかりませんが、結果的には入社することができて本当によかったです。それから私の「サウンドクリエイター」としての人生がはじまるのですが、この仕事はゲームのあらゆる音について責任を持つ仕事。チームのメンバーには「俺たちは魂を吹き込んでいるんだ」なんてよく言いますね。キャラクターのセリフ、剣の音、足音、爆発音‥‥あらゆる「ビジュアル」に音を吹き込むことで、血を通わせる仕事です。

世の中の反応がないのは、評価されているということ。

新しいゲームをリリースすると、世の中の反応をチェックしますが、そこにサウンドについて言及する人はほとんどいません。ですが、その作品そのものが褒められた時は、サウンドもよかったということだと思っています。つまり、気持ちよくゲームを楽しむことができたのは、音がちゃんといい仕事をしたからなんです。

影武者のような仕事ですが、非常にやりがいのある仕事だと思います。プランナーや開発ディレクターと話し合いながら、そのゲームのコンセプトに合う音のアプローチを考えるのが主な進め方。実際にゲームをやりながら「あ、ここに音が必要だな」とか「音量のバランスをこうしよう」と、ユーザーに気持ちよく遊んでもらうために試行錯誤を続けています。

作曲家じゃない。ゲーム作りが私たちの仕事。

これからコーエーテクモを目指す人に伝えたいのは、「私みたいな大人になっちゃいけないよ」ってことかな(笑)。‥‥というのは冗談で、私たちはゲームのサウンドクリエイターであって、作曲家ではありません。音楽を作ることが目的ではなく、あくまで面白いゲームのための音を作っています。なので、声も、効果音も、テーマ曲も、すべての音を等しくとらえられる人と一緒に仕事がしたいです。

街中の足音や、寒い日の自分の呼吸の音など、日常だって音であふれています。そういう何気ない音にも興味を持ってほしいです。あとは、ゲームに限らず、あらゆるエンタテインメントにたくさん触れてください。面白いゲームを作りたいという人の夢を応援したいと思っています。