CROSS TALK

ブラザー対談 Vol.3

ATSUSHI TANIOPlanner×KASO KYO Planner

谷尾 惇

エンタテインメント事業部
シブサワ・コウブランド
プランナー
2015年入社

昔から「マイペース」と周囲に言われながら育ってきたが、ブラザーである姜と「似ているところが多い」と感じ、親近感を抱く。学生時代からの憧れであった「信長の野望」の開発に携わりながら、日々成長中。

姜 夏聡

エンタテインメント事業部
シブサワ・コウブランド
プランナー
2008年入社

『信長の野望』シリーズのプランナーとして開発を担当。「ブラザー制度」では、「頼れる兄貴分」として後輩である谷尾の指導・教育にあたる。一見クールな印象があるが、ユーモラスな一面も。

「似ているところが多いかも」「実は、私もそう思っています」「誕生日まで同じだしね(笑)」

お互いについて「共通点がとても多い」と話すのが、姜と谷尾のブラザーコンビ。自分の意見をきちんと主張する後輩の谷尾を、強みを活かしながらのびのびと育てようとする姜。コーエーテクモの未来を背負っていくであろう若き逸材ふたりのブラザー対談は、実の兄弟同士の会話のよう。ほどよい距離を置きつつも、お互いへのリスペクトが根底にあることが感じられる。

※対談内容は2015年度時点のものです

お互いの第一印象はどんなだったのでしょうか。

谷尾:今でも強く印象に残っているのが、入社して間もないときのこと。私がとある接続端子を探していたら、姜さんが持ってきてくださったんです。それを渡すときに「はい、くすねてきたよ(笑)」と言って。何気ないですが、少しヒネったその言い回しに、「この人は自分に似ているな」と思ったのを覚えています。

姜:よく覚えてるね。チームに入ってきたばかりで緊張していると思って、すこしくだけた言い方をした。

谷尾:もっと堅い感じで接すると思っていたのにフランクだったので、実際、緊張がほぐれました。

姜:谷尾くんは、「生意気そうだな」という第一印象(笑)。もちろん、いい意味で。ゲームプランナーはキャラが濃いほうがいいですからね。ハキハキと自分の意見を話すし、面白い子が入ってきたなと思いましたよ。昔からそういう感じでしょう?

谷尾:中学生くらいから、周りから「変わってる」と言われていました(笑)。でも、姜さんも十分変わっていると思います(笑)。

姜:先輩になんてことを(笑)。でも、社会人になってしばらく経つと会社の色に染まってしまうこともあるから、谷尾くんにはずっとそうやって自分の持ち味を無くさずにやってほしいな。会社の「らしさ」もバランスよく大切にしながら。

谷尾さんにとって姜さんはどのような存在?

谷尾:姜さんは、チームのなかでいつも中心的な人物。その仕事ぶりには感心する毎日です。

姜:本当に思ってる?(笑)

谷尾:もちろんです(笑)。姜さんがいる場所からはいつも笑い声が聞こえてきますよね。なぜつねに場の雰囲気がいいのでしょうか?

姜:私たちプランナーの役割は、「いかにそのゲームが面白いのか」を周りのチームのメンバーに伝えることだよね。ならば、その伝え方も面白くなきゃいけない。たとえたいしたことのないシステムの説明ひとつでも、ユーモアを交えて伝えることで場の温度を上げるようには心がけているかな。

谷尾:なるほど……。

姜:配属当初に比べたら、だいぶ慣れてきたでしょ?

谷尾:入社間もない頃は、すべてが初めて経験することなので、仕事全体のフローが見えずに「まず何を知らなければいけないのか」を知ることに悪戦苦闘していました。例えば、自分自身で考えなきゃいけないことなのか、会社のどこかにフォーマットがすでに存在しているのか、など。今は先輩たちのおかげで、だいぶ仕事のノウハウを身につけることができました。

おふたりが所属するチームのお仕事について教えていただけますか。

姜:私たちのチームでは「信長の野望」シリーズの開発をしています。シリーズのコンセプトを策定するところから、セールスポイントの設定、ゲームの仕様、ユーザーの要望をカタチにしながら、プロジェクト全体の進行管理も行います。谷尾くんは一年目にちょうどプロジェクトの初めの頃から終わりまで通して携わることができそうなので、いったんゲームのつくり方の流れを学んでおいて、次は自ら発信・判断できるようになってもらいたい。そこに気をつけて指導しているかな。

谷尾:姜さんを見ていると、実に多くの関係者に働きかけながら、仕事を進めているよう思います。コミュニケーション能力といいますか、人と対話することがこの職種にとって大切なことなんだなぁ、と。

姜:その通り。ゲームは決してひとりでつくれないからね。そして、必ず思い通りにいかないことがある。そういう時、問題解決のために主体的に動くフットワークの軽さと、人と話すコミュニケーションは大事になる。そういえば、谷尾くんは「信長の野望」をつくりたくて、コーエーテクモに入社したんだよね?

谷尾:はい、就職活動では第一志望がこの会社で、志望動機は「信長の野望シリーズに携わりたい」でした。繰り返し遊んでも飽きのこないゲームで、これほどハマったゲームはありませんでしたから。今はこうして希望が叶って、憧れのチームに配属されてうれしいです。「こんなふうにつくっていたのか!」と感動しています(笑)。

おふたりを見ていると、本当に兄弟のようですね(笑)。

谷尾:(笑)

姜:実際の兄弟よりも一緒に過ごしているかもしれませんからね。隣の席なので、いつも谷尾くんのことを見守っています。困っていることはないか、仕事の遅れはないか、など。

谷尾:いつも気にしてくれているという安心感はあります。相談に対してもすぐ反応してくださったり、新しいことは丁寧に説明してくださったり。なので、姜さんが会社をお休みされた日は、少し寂しいです(笑)。

姜:私も寂しいですよ(笑)。私自身、かつてブラザー制度でお世話になった先輩がいましたが、その方もいつも私のことを見守ってくれていました。私を育ててくれたその先輩への感謝の思いを、後輩に引き継いでいくことがその恩返しになると思っています。なので、谷尾くんも、いつかそういう先輩になりたいと思ってくれたらうれしいですね。

谷尾:まだ自分が先輩になっている姿はイメージできませんが、いつかは継承したいです。

そんなおふたりの共通点はありますか?

姜:お互い、趣味が一緒だよね。

谷尾:そうですね。同じタイトルのゲームを二人ともやりこんでいて、「反省会」を毎週やるくらい(笑)。

姜:どっちが先に進んだか競い合ったりとか(笑)。あと……実は同じ誕生日。

谷尾:そうですね(笑)。

姜:以前から同じなのは知っていたけど、あまりそれには触れなかった。プレゼントをどうするかとか考えると面倒だろうから(笑)。

谷尾:気を遣っていただきありがとうございます(笑)。

姜:谷尾くんを担当していて思うのは、「自分とタイプが似ている」ということ。なので、私自身が失敗してきたことは、同じ失敗をさせないように気を付けています。谷尾くんは、やりたいことが明確なので、非常に育てやすいです。

谷尾:私も似ているな、と思っていました。これからも兄の背中を見て育っていきたいと思います。あ、あと、ちょいちょい話題にする自慢の奥さんとも会わせてください!

姜:え……まぁ、考えておくよ(笑)。