CROSS TALK

ブラザー対談 Vol.2

KOHEI KUMAZAKIProgrammer×OH SATO Programmer

熊崎 亘平

エンタテインメント事業部
シブサワ・コウブランド
プログラマー
2015年入社

大学時代は、小さな頃から興味があった「宇宙」の研究をしていた熊崎。就職活動を機に方向転換を図ってコーエーテクモでゲームづくりの世界へ。入社後は頼れる兄貴・佐藤のもとで日々修行中。「2年目になったら『佐藤の下にいたから任せられるだろう』と思われるようになりたいですね」と意気込みを語る。

佐藤 央

エンタテインメント事業部
シブサワ・コウブランド
プログラマー
2009年入社

コーエー(現・コーエーテクモゲームス)に入社し、初めはアクションゲームの制作に携わる。その後、自ら手を挙げて歴史シミュレーションチームに異動を希望。後輩の熊崎に「自分のやりたいことをアピールせずに遠慮しているので、どんどん意見を言えるようになってほしい」と、自らの経験からアドバイスをしている。

「結婚してるんだよね‥‥?」「言ってませんでしたっけ‥‥」「触れちゃいけないと思ってた!(笑)」

今回登場する佐藤と熊崎は、付かず離れずの距離感を保ちつつ、お互いを信頼し合っているブラザー。入社半年の熊崎から「プログラミングのスキルが信じられないほど高い」と尊敬の眼差しが向けられる入社7年目の佐藤は、まさに「頼れるお兄さん」。改めて面と向かって話をすることで、普段は話さないような質問も飛び出し、さらにお互いを知るきっかけになったようです。

※対談内容は2015年度時点のものです

おふたりの共通点はあるのでしょうか?

佐藤:なんだろうね……同じ「プログラマー」というところくらいで、特にないかもしれないね(笑)。

熊崎:実は私たち、入社年には6年の差がありますが、年齢は1歳違いなんです。

佐藤:あれ、そういえば!

熊崎:え、なんですか……?

佐藤:結婚してるんだよね……?

熊崎:何かと思ってビックリしました(笑)。はい、大学院を卒業する前に結婚しています。新人歓迎会で、みなさんにお知らせしているのですが。

佐藤:あれ、どうして私だけ知らないんだ……ブラザーなのに(笑)。

仕事をする上で、ふたりはどんな関係なのでしょうか。

佐藤:プログラミングに関する技術的なことや、本人から「わからない」と相談を受けたことに対してアドバイスをしています。

熊崎:私たちがいる部署は、入社してからの全体の新入社員研修のあとに、さらに部内研修があります。そこで、新人は個人でミニゲームをつくるのですが、当然まだわからないことがたくさんありました。そこで初めて、佐藤さんに相談しましたね。

佐藤:初めの1カ月くらいはプログラミングについて初歩的なことから教えたよね。

熊崎:ゲームをつくる言語に触れるのは初めての経験だったので、とても新鮮で楽しかったことを覚えています。

佐藤:それから、だんだん「仕事上のルール」を加えていったっけ。

熊崎:はい。例えば、コードの書き方には個人のクセが出るものだけど、仕事では他の人が読みづらいコードはダメ、といったことですよね。

佐藤:ちゃんと教育されていますね(笑)。私が心がけているのは、私が後輩だった時に「もっと先輩に教わりたかった」という部分を、きちんと後輩に伝えていくこと。プログラムの書き方だったり、社会人としてのマナーの部分だったり。

先輩である佐藤さんから何か聞きたいことは?

佐藤:そういえば大学時代は、宇宙の研究をしていたんだよね?

熊崎:はい、小学生のときに宇宙の図鑑を読んで、「宇宙ってどうやって始まったんだろう」と考えていたら止まらなくなり……大学でも宇宙のことを研究していました。

佐藤:どうせ研究内容を詳しく聞いても理解できないだろうから、それは置いといて……(笑)。どうしてまた、いきなりゲーム会社に……?

熊崎:ゲームってものごとに興味を持つきっかけとしてとてもよいと思っているんです。たとえば「信長の野望」や「三國志」から歴史に興味を持つように。そんな好奇心をかきたてられるゲームをつくってみたいって思ったのがきっかけです。もともと飽きっぽい性格なので、エンタテインメントの業界で新しいモノを楽しくつくり続けたいという思いもありました。

佐藤:飽きっぽいというわりには、宇宙と関わっていた期間、まぁまぁ長くない?(笑)

熊崎さんから先輩である佐藤さんに質問はありますか?

熊崎:佐藤さんは、とにかくプログラマーとしてのスキルに長けていらっしゃいますが、どのくらいからプログラミングを始めたのですか?

佐藤:小学生でBASICを触っていたのが最初で、中学生の頃にはC言語を勉強していたよ。

熊崎:小学生!?

佐藤:中学生のときには、自分でカンタンなゲームをつくり始めていた。学生時代は、けっこうゲームづくりをしたなぁ。

熊崎:ゲームとの出会いは何だったんですか。

佐藤:兄の影響でパソコン用のゲームを始めたのがきっかけかな。兄とは初期の「信長の野望」も遊んでいたよ。

後輩の熊崎さんにとって佐藤さんはどのような存在ですか?

熊崎:とにかく、私の質問に対する回答のスピードとその的確さに助けられつつ、いつも驚いています……こちらの疑問の意図を一瞬で理解してくださり、アドバイスが明確なんです。でも最初は、「まずは自分で調べなさい」と言われましたよね。

佐藤:うん。最初から何でも1から10まで教えてあげないように意識してるんだよね。まずは5分だけでも自分で調べてみて、それでもわからないことを聞きに来い、と。

熊崎:そのおかげなのか、いつもベッタリくっついているわけじゃなく、本当に必要なときに気軽にアドバイスをいただけるのが、私にとってはやりやすいですね。

佐藤:2年目以降に自分で成長することができるようにサポートしてあげるのが、ブラザーの役割だと思っている。1年間一緒にいて教えてあげられることって、限りがある。だからこそ、私がいなくなっても、壁にぶつかったときにひとりで乗り越えられるように「自分で考えるクセ」を身に付けてほしいかな。

熊崎:ありがとうございます。仕事も研究と同じ、仮説と実証の繰り返しですね。

佐藤:その通りだね。あ、話戻るんだけど……ちなみにどんな奥さんなの?

熊崎:結構、その話聞きたかったんですね……(笑)。